いや、それゃそうか。
お母さんと優樹さんが籍を入れたら私たち家族になるんだもんね。
家族なんだから、一緒に住むよね。
でも、なんで葵の入る高校に入らないといけないの?
「同じ高校じゃないとダメなんですか?」
「ダメじゃないけど、僕の家の近くにはその高校しかないんだよ。」
ないそれ。めっちゃ不便じゃん。
て言うか、いっしょに住む前提で進んでる………!
「父さん、一緒に住むことに返事されてない。」
空桜くんが料理を食べながら、目線を誰にも合わせず言った。
「た、確かに。ごめんね。僕だけ先走りすぎたよね。」
優樹さんがオドオドと私に謝って来た。
「ふふふ。そんなに謝んないで下さい。」
優樹さんの様子がついつい面白くて笑ってしまった。
笑ったら、目の前の4人が固まってしまった。
優樹さんは目を見開き、
美雷さんは口が開き、
望海くんは顔を赤くして、
空桜くんは料理を運ぶ手が止まりこっちをガン見している。
なんか、カオス。
イケメンがみんな凄い顔してる。
「あっ、ごめんなさい。笑ってしまって。失礼でしたね。」
