キーンコーンカーンコーン


    「フゥ!終わったぁ〜!!」


    「ね!凪!!クレープ食べて帰らない?」


   「別にいいけど……」


  「瑚白〜!! 同じクラスで良かった!
    同じ高校進学して本当に良かった!」


  行き良いよく飛びついてきたのは
      宮内楓 私の親友だ!


  「ほんと! 奇跡だね〜!!」


    「ほんと、凪も楓も琥珀もいる!」

  「最高だよな〜!!」
  
     と、話に入ってきたのは
   凪の親友の縁下 碧斗だ。

  
 「なっ!凪!」


   「あぁ、うん」


    「じゃぁ!せっかくだし、4人でクレープ食べに行こ?」

   「「「行くか」」」

 

    私の誘いにみんな乗り気で仲良く
 クレープ屋に向かう一同。

   私は彼の視線に気づきもせずただ、
  楽しく歩いていただけなのでした。