1年4組の教室に入ると、なんだか顔の赤いような月菜ちゃんと、真っ青な顔の女の子。
「え、月菜ちゃん?」
思わず声をかけると、俺の方を向いたのは月菜ちゃんではなく真っ青な顔の女の子の方だ。
「みっ……蓮音先輩!月菜が……」
「え、どうしたの」
この焦りようはただ事ではないと、俺でも分かった。
「ごめんなさい、尚先輩呼んできてもいいですか?」
その子がごめんなさいと言わんばかりに顔を伏せ、教室を走って出ていったのを唖然として眺めていたらお腹辺りに衝撃と軽い締めつけを感じる。
「え、月菜ちゃん?」
思わず声をかけると、俺の方を向いたのは月菜ちゃんではなく真っ青な顔の女の子の方だ。
「みっ……蓮音先輩!月菜が……」
「え、どうしたの」
この焦りようはただ事ではないと、俺でも分かった。
「ごめんなさい、尚先輩呼んできてもいいですか?」
その子がごめんなさいと言わんばかりに顔を伏せ、教室を走って出ていったのを唖然として眺めていたらお腹辺りに衝撃と軽い締めつけを感じる。



