私のアイドルはあなただけ

スタッフさんたちが作業していた手を止めてこっちに集まってくる。

「今日のテーマ、動物と触れ合うcool boysだったのを、お忍びで動物園にやってきた、

にしてもらえませんか?」

スッタフさんたちが困惑している。

無理もない。

でも、私もこれは譲れない。

「あなた、名前は?」

たくさんのスタッフさんたちの中から大きな男の人が出てくる。