私のアイドルはあなただけ

「僕たちの衣装でよかったら貸すよ?ね、莉緒ちゃん」

「はい、ユールさんたちが良いのならぜひ」

「本当に⁉︎助かります!」

「いや、いらない」

私が安心した瞬間、陽一くんに却下された。

「え?どうして?」

「りーちゃん。陽一さ、OATHの丈に対抗心抱いてるんだ」

「えっ、そうなの?」