「あ、莉子。それ俺が持っていこうか?」

「大丈夫!」


「莉子、これどこに運べばいいの?」

「大丈夫だから陽一くんは動かないでいいよ!」

「いや、それじゃアイドルになれないし……」

「でも……」

「気にしてくれてるのは嬉しいけど俺ほんとに体力つけなきゃやばいからさ」

「うん……」