私のアイドルはあなただけ

『忘れたんですか⁉︎今日の四時からcool boysはボイスレッスンが入っていたはずですよ?』

うそっ⁉︎

慌ててカレンダーを開いて、今日の予定を確認する。

そこにははっきりと赤で四時からボイスレッスンと書いてあった。

「す、すみませんでした!今から向かいます!」

『ボイストレーナーの方にレッスンを五時からに変えてもらいましたから絶対に遅れないでくださいね!』

「はいっ!本当にすみませんでした!失礼します」

や、やっちゃったー!