「岩本…………ごめんな…… 体辛いのに……」 「……………………」 岩本は何も言わない ただ荒い息を繰り返している 「大丈夫だからな…………ずっと側にいるから……」 俺は岩本の手を握った そしてかすかに握り返してくれた 「……………せん……せ……………」 そう言って岩本は目を閉じた 「岩本…? おい…!岩本……!」 ……………… また………意識飛ばしたか……… そうだよな………熱…高いもんな……… ごめんな……俺のせいで………