そして雄斗は戻ってきた 救急箱を持って 「香音、お風呂入る前に消毒だけしちゃおうか」 「………嫌だ…」 「さっき約束しただろ? ほら、手出して?」 「雄斗先やってよ…」 「…………俺がやったら香音もやるんだな?」 「…………やる」 「それならいい」 そして雄斗は自分の手の消毒を始めた スラッと伸びる日焼けした肌 筋肉がついていて私の腕とは大違い この腕を私は傷つけてしまった… 雄斗に……傷をつけてしまった…