私の人生を変えてくれた人 3 前編


そして雄斗は戻ってきた
救急箱を持って

「香音、お風呂入る前に消毒だけしちゃおうか」

「………嫌だ…」

「さっき約束しただろ?
 ほら、手出して?」

「雄斗先やってよ…」

「…………俺がやったら香音もやるんだな?」

「…………やる」

「それならいい」

そして雄斗は自分の手の消毒を始めた

スラッと伸びる日焼けした肌
筋肉がついていて私の腕とは大違い

この腕を私は傷つけてしまった…
雄斗に……傷をつけてしまった…