「周りに合わせる必要はないからな
 自分は自分だ
 無理する必要はない
 まぁ全員が気分乗らなかったら今日はここまでにしてもいいから
 その場合は上本先生にだけ伝えてもらえると嬉しい」

「はい!」

「じゃあ…………後は3年生
 任せたぞ」

そして俺はテニスコートを後にした