私の人生を変えてくれた人 3 前編


「ちょっと安部先生と話してくるね
 向こうにいるから何かあったら呼んで」

岩本が頷いたのを確認してベッドのところから出た

「安部先生、すいませんでした…」

「いえ気にしないでください
 さっき言ってたことが良く分かりました」

「安部先生…」

「俺、覚悟決めます
 だから教えてもらえませんか?
 岩本さんのことを」

「良いんですか?」

「はい
 さっき笑った顔を見て……あの笑顔を守りたいって思いました」