「私は止められるよ 去年から岩本を見てきたから」 「なら他の先生でも」 「無理だよ 去年の学年の先生が岩本を止めようとしても意識を飛ばして終わりだった 一人を除いては」 「それは…」 「岩本の去年の担任の先生だよ」 「その先生は今…」 「他の学校に異動した… 岩本にとって一番大切な存在だったのに」 「そうだったんですか…」 「だから私しか岩本を止めることはできないって思ってた けど安部先生も止めれたね」