「えっ!
 やるの!?」

「もちろん!」

「嫌だ!!」

「嫌でもやるよー
 準備するから待っててね!」

そして雄斗はまたどこかへ行った

少しして雄斗は戻ってきた
その手には救急箱があった

「本当にやるの…?」

「やるよー
 ほら、手出して」

「先に雄斗からやってよ
 雄斗もさっきやったじゃん」

「俺は後ででいいから」

「ダメ!
 雄斗から!」

「分かったよ」

そう言って雄斗は自分の手首を消毒し始めた