「雄斗……」 「何で香音何だよ…!」 「雄斗、私はいいんだよ」 「良くないよ!」 「雄斗…? この目で辛いことも多いけどね…嬉しかったことも一つだけあるんだよ」 「何…?」 「それは……雄斗と出会えたことだよ この目じゃなかったら…雄斗とは出会わなかったかもしれない 出会ったとしてもこんな関係になってなかったかもしれないよ?」 「香音……」 「この目で…辛い思いをしてきて… 誰も助けてくれなかった」