「香音大丈夫か?」 「大丈夫だよ ありがとう」 そう言って雄斗の胸に顔を埋めた 雄斗も私を抱きしめてくれた しばらくそうしていたが少しして雄斗が口を開いた 「香音、話してもいい?」 「このままでいいなら……」 「このままでいいから話そうか」 「うん…」 「お風呂で何があったの? 倒れててびっくりした…」 「ごめんね…」 「謝らないで だから何があったのか教えてほしい」