「雄斗の家に行きたい…!」

「よし!
 じゃあ行こう!
 家なら色々なことできるしな!」

「色々なこと…?」

「こんなことだよ」

唇に触れるだけのキスをされた


その瞬間、嬉しさと佐藤君とのことを思いだし涙が出てきた

「ゆう…ヒック…と…」

「香音…?
 どうした?
 嫌だった…?」

「違っ…!」

「ごめんな…
 泣かせるつもりなかったんだけど…」

「雄斗の…ヒック…せいじゃ……ヒック…ないよ…
 嬉しかった…ヒック…けど…」