「香音大丈夫か?」

「大丈夫だよ…」

「本当に?
 さっき泣いてたよな?」

「泣いたけど…雄斗に会えたら元気になった
 だから大丈夫」

「なら良かった!」

「ごめんね
 こんな時間に会いたいなんて言って」

「いいんだよ
 俺も香音に会いたかったから」

「雄斗…」

「香音…今日俺の家来ないか…?
 一人なんだよな…?」

「いいの…?」

「うん!
 香音ともっと一緒にいたい
 だからどうかな?」