外に出ると雄斗が車の前に立っていた

「雄斗!」

「おっ、香音!
 とりあえず車乗って」

「うん!」

車に乗った

「ごめんな
 今すぐ抱きしめてやりたいけど誰かに見られるとマズイから…少し待ってて」

そう言うと雄斗は車をだした

しばらくして人通りが少ない道に車を止めた

「香音おいで」

「雄斗…」

雄斗の胸に抱きついた
雄斗も抱きしめてくれた

この温もり…
凄く落ち着く…
一生離れたくない…