「………………」

「……どうした?」

「………無断欠席し続けたから…
 なんか……その………」

「あー、そう言うこと!
 上本先生なら怒ってないよ
 むしろ心配してた」

「………本当ですか?」

「うん!
 元気になったら顔出してって言ってたよ
 だから行ってみたら?
 あれだったらついて行こうか?」

「………大丈夫です
 一人で行けます」

「そう?
 別に無理して行かなくてもいいんだからね?」

「大丈夫です!
 これから行ってみます」

「じゃあ頑張ってね」

「はい!」

そして私は関口先生と別れテニスコートへ向かった