~雄斗目線~
香音を降ろした後、俺は車の中で考えていた
まさかあそこまでボロボロとは…
白い肌にある痛々しい傷の数々
正直驚いた
俺は香音から離れようとした
香音の未来のために
でも俺が離れたせいであんなに追い詰められるなんて、思ってもみなかった
だから決めた
香音が俺を必要としなくなるまで俺は香音の側にいる
必要じゃなくなれば離れよう
香音が消えるくらいなら俺は側にいるよ
香音には消えてほしくない
香音が消えるなら俺も死ぬよ
お前がいない世界で生きてる意味なんてないから
だから生きろよ
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