「気にしなくていいよ 一応、傷の消毒寝ている間にやったから」 手首を見ると包帯が巻かれていた 「ありがとうございます…」 「うん 香音って門限何時?」 「7時ですけど…連絡すればもう少し遅くなっても大丈夫です」 「そっか… 7時ならそろそろ帰らないとだけど…」 「えっ!? 今、何時ですか!?」 「5時半 ここから香音の家まで1時間くらいかかるからそろそろ帰らないとだけど…」