「先生…」

「あの手紙読んだよな?
 あれが俺の気持ちだ
 だから別れよう
 すぐには無理でも受け止めてほしい」

「そんなの嫌だ!
 何で先生は一方的に決めるの?
 私の気持ちも聞いてよ!」

「でも俺は…お前の未来に必要じゃないんだよ」

「そんなことない!
 私には先生が必要なの…
 いないとダメなの…
 先生がいないと頑張れない…」

「岩本…」

「先生がいないなら…生きてる意味ないよ…」