「分かったよ、雄斗」 「うん! そういえば、これやるよ」 先生が差し出した手にはシャーペンが握られていた 「シャーペン…?」 「そう 俺が普段使ってたやつ」 「雄斗が普段使ってた…? 確かに見覚えあるかも…」 「だろ? それ、香音にやるよ」 「えっ…でも…」 「いらないならいいけど?」 「いります…! ほしいです…!」 「そんな必死にならなくてもw」