「それで…あの時…」

「そうだよ
 そんな先生だったからかな
 いつしか先生に心開いてた
 誰にも言えなかったことを先生に話してた
 辛かった時、苦しかった時、過呼吸起こした時もずっと側にいてくれた
 授業もあるはずなのに私のためにいてくれた」

「俺がいることで少しでも楽になるのならって思って」

「先生がいてくれたから私は凄い安心できた
 逃げてきたことからもちゃんと向き合うことができた
 苦しみから解放してくれた」