後悔に頭の中が支配されそうになったとき——。
「試合前に食べる。そんで、いっぱい点取ってくるわ」
うれしそうに箱をぎゅっと握りしめる四ノ宮くんに、胸がとくんと高鳴る。
「あ、危ないからっ! もしお腹壊したりしたら……」
「なに言ってんだよ。大丈夫だって」
慌てるわたしに、四ノ宮くんがからから笑う。
「あのっ、四ノ宮くん」
「うん?」
「えと……その……」
「うん」
四ノ宮くんが、優しく続きを促してくれる。
「高校1年生のとき……はじめて会ったときから……ずっと好き、でした」
「試合前に食べる。そんで、いっぱい点取ってくるわ」
うれしそうに箱をぎゅっと握りしめる四ノ宮くんに、胸がとくんと高鳴る。
「あ、危ないからっ! もしお腹壊したりしたら……」
「なに言ってんだよ。大丈夫だって」
慌てるわたしに、四ノ宮くんがからから笑う。
「あのっ、四ノ宮くん」
「うん?」
「えと……その……」
「うん」
四ノ宮くんが、優しく続きを促してくれる。
「高校1年生のとき……はじめて会ったときから……ずっと好き、でした」



