陽葵と日野くんがキャッキャッ言いながら一緒に帰って行った。
何か陽葵、日野くんへの態度おかしくない?誉田くんのことスルーだったし。不思議に思っていたら
誉田くんが、清夏に
「一緒に帰れる?」
そう聞いて、清夏が赤くなって頷いた。
あれ?ペアってもう終わった……よね?
「塾の無い日ゆっくり話そう」って言われて、何だろう。
塔ヶ崎くんは、何か知ってるのか清夏に「良かったね」って、笑った。
「その節はお世話になりました」と、清夏も畏まってる。
「師匠、まだ髪……青いんだね。もうシルバーっぽいけど」
「そうなんだよ、昨日切って戻すつもりが、聡子と過ごす時間優先したから」
「へぇ」
「違うっての、お前、その目やめろよ! ついでに師匠もやめろ」
……何だろう。誉田くんも知らない感じで二人で顔を見合わせた。
「夏休み、偶然あって茶しただけ」
「それって、駅前の商業ビルのファーストフード店で?」
「そ。松下とも細川とも会った」
「そう……なんだ」
塔ヶ崎くんのこと、疑ってたわけじゃないけど、やっぱり美紘が見たの、陽葵と清夏だったんだと思ったらほっとした。
私のやきもち焼き!
清夏と誉田くんが何で一緒に帰るのかわからないけど、今度塾のない日まで我慢しようと思う。気になるけど、今は……二人になりたいから。
「帰るか、俺たちも」
そう言った塔ヶ崎くんに頷いた。
何か陽葵、日野くんへの態度おかしくない?誉田くんのことスルーだったし。不思議に思っていたら
誉田くんが、清夏に
「一緒に帰れる?」
そう聞いて、清夏が赤くなって頷いた。
あれ?ペアってもう終わった……よね?
「塾の無い日ゆっくり話そう」って言われて、何だろう。
塔ヶ崎くんは、何か知ってるのか清夏に「良かったね」って、笑った。
「その節はお世話になりました」と、清夏も畏まってる。
「師匠、まだ髪……青いんだね。もうシルバーっぽいけど」
「そうなんだよ、昨日切って戻すつもりが、聡子と過ごす時間優先したから」
「へぇ」
「違うっての、お前、その目やめろよ! ついでに師匠もやめろ」
……何だろう。誉田くんも知らない感じで二人で顔を見合わせた。
「夏休み、偶然あって茶しただけ」
「それって、駅前の商業ビルのファーストフード店で?」
「そ。松下とも細川とも会った」
「そう……なんだ」
塔ヶ崎くんのこと、疑ってたわけじゃないけど、やっぱり美紘が見たの、陽葵と清夏だったんだと思ったらほっとした。
私のやきもち焼き!
清夏と誉田くんが何で一緒に帰るのかわからないけど、今度塾のない日まで我慢しようと思う。気になるけど、今は……二人になりたいから。
「帰るか、俺たちも」
そう言った塔ヶ崎くんに頷いた。



