「これ、迷路になってんだ? 入り口3つだって。ちょうどいいじゃん。……あ、じゃあまたクジでペア決める?」
日野くんがそう言って、みんなの顔を見回す。塔ヶ崎くんの四次元リュックにはメモもペンも入ってるのかな、そう思ってたら
「行こう、日野!」
陽葵が日野くんの腕を取った。そのままずんずん歩く。
「え、ちょ、ひまちゃん……」
日野くん、連れ去られてしまった。
「あー、いいねえ、腹痛い」塔ヶ崎くんはゲラゲラ笑って御腹を押さえてる。え?どういうこと?
再び、静かになると、塔ヶ崎くんが今度は清夏と誉田くんを見てる。……何?
「行こうか」
と、誉田くんが清夏にそう言って、清夏の背中を押す。もう一つの入口から入って、やがて見えなくなってしまった。
よくわからなくて、塔ヶ崎くんの方を見ると、またゲラゲラ笑ってる。
「どういうこと?」って聞いたけれど答えてくれなくて
「……俺でいい?」って笑うから
「うん、塔ヶ崎くんがいい。塔ヶ崎くんとペアで良かった」
そう言ったら、手を取ってくれる。
「行こ」
最後に残った入り口へと向かった。
「……迷路たって、ひまわりも痩せ細ってるから隙間から、そっち行け……」
じとっと睨むと
「はい、ズルはしません」
と、真っ当に?迷路を楽しんだ。
日野くんがそう言って、みんなの顔を見回す。塔ヶ崎くんの四次元リュックにはメモもペンも入ってるのかな、そう思ってたら
「行こう、日野!」
陽葵が日野くんの腕を取った。そのままずんずん歩く。
「え、ちょ、ひまちゃん……」
日野くん、連れ去られてしまった。
「あー、いいねえ、腹痛い」塔ヶ崎くんはゲラゲラ笑って御腹を押さえてる。え?どういうこと?
再び、静かになると、塔ヶ崎くんが今度は清夏と誉田くんを見てる。……何?
「行こうか」
と、誉田くんが清夏にそう言って、清夏の背中を押す。もう一つの入口から入って、やがて見えなくなってしまった。
よくわからなくて、塔ヶ崎くんの方を見ると、またゲラゲラ笑ってる。
「どういうこと?」って聞いたけれど答えてくれなくて
「……俺でいい?」って笑うから
「うん、塔ヶ崎くんがいい。塔ヶ崎くんとペアで良かった」
そう言ったら、手を取ってくれる。
「行こ」
最後に残った入り口へと向かった。
「……迷路たって、ひまわりも痩せ細ってるから隙間から、そっち行け……」
じとっと睨むと
「はい、ズルはしません」
と、真っ当に?迷路を楽しんだ。