「えっ? 俺?」
えっと……そういう反応?
めちゃくちゃ冷静に聞き返されてしまった。
「なんか、ごめん。ちょっとびっくりした。お前の好きな相手が、俺だとは全然思ってなかったから」
「そ、そうだよね。私も急にこんなこと言ってごめん。……気づいちゃったんだよね。敦のことが好きだって。しかも、昨日……」
「昨日? マジか……」
昨日の今日かよ、ってことだよね。その反応。
うん、分かるよ。私も同じこと思ったからね。自分の気持ちに気づいて翌日バレンタインって都合良すぎじゃない!? ってさ。
でも世の中、そんな風に都合がいいことなんて、案外転がってるんだと思う。気づかないだけで。
ただ、私と敦は幼なじみだから、距離が近すぎて……気持ちに気付くキッカケがなかったのかもしれない。まだ、敦の気持ちを聞いていないから何とも言えないけど。
「あの、敦……返事は別に――」
えっと……そういう反応?
めちゃくちゃ冷静に聞き返されてしまった。
「なんか、ごめん。ちょっとびっくりした。お前の好きな相手が、俺だとは全然思ってなかったから」
「そ、そうだよね。私も急にこんなこと言ってごめん。……気づいちゃったんだよね。敦のことが好きだって。しかも、昨日……」
「昨日? マジか……」
昨日の今日かよ、ってことだよね。その反応。
うん、分かるよ。私も同じこと思ったからね。自分の気持ちに気づいて翌日バレンタインって都合良すぎじゃない!? ってさ。
でも世の中、そんな風に都合がいいことなんて、案外転がってるんだと思う。気づかないだけで。
ただ、私と敦は幼なじみだから、距離が近すぎて……気持ちに気付くキッカケがなかったのかもしれない。まだ、敦の気持ちを聞いていないから何とも言えないけど。
「あの、敦……返事は別に――」



