~下山先生目線~ 俺達は準備室についた 中へ入り鍵を閉めた 「おいで」 そう言うと岩本は抱きついてきた 「先生…」 「頑張ったね… 偉いよ…」 「先生…」 「どうした…?」 「側にいてね…」 「いるよ… だから大丈夫だよ」 そして強く抱きしめた 岩本の苦しみが少しでも減ることを願って 手の傷のこと聞こうか迷った 自分で話してくれるのを待つということもできる