「岩本…」

「だから…
 下山先生がいる時は先生を頼るから…
 私は下山先生を一番信頼してるよ」

「岩本…ありがとな!
 岩本にこんなこと言ってもらえて嬉しいわ!
 一気に自信ついた!」

「先生…」

「俺をいつでも頼ってな
 俺は岩本に頼られたらすごく嬉しい!
 だから俺のところに来てな!」

「うん…!」

「岩本…
 明日は頑張ってな
 明後日、笑って会おう…?」

「うん…!」

「じゃあそろそろ帰ろうか」

「うん…
 先生、またね
 明日頑張るよ」

「おう!
 気を付けて帰れよ」

そして私は準備室を後にした