「…………無理してない」
「………ちゃんと休も
あんな場所じゃなくてさ
本当に倒れちゃう」
「倒れないから
そこまで弱くない」
「これは弱い、弱くないって話じゃなくて………
俺のせいなのは重々承知なんですけど………寝れてなかったんだろ?
ちゃんと寝た方が良い
寝不足で、体がもたないよ」
「………やだ
先生は約束破る
あんなところに置いてかれるくらいなら、倒れた方がマシ」
「……………だいぶ根に持ってますね」
「持ってます
保健室嫌いなの分かってて、置いていったのが悪いと思います」
「本当にごめんなさいとしか言えない
それ言われると何も言い返せねぇや」
「…………でも体はだるい」
「おー、やけに素直じゃん
しんどい?」
「しんどい………
先生が抱きしめてるせいで、力も抜けてくじゃん……」
「それは俺のせいじゃないだろ
まぁ、俺が抱きしめたいから抱きしめてるんだけどさ
確かに段々俺に体預け始めてるよな」
「んー……………」
「……もうお前を裏切るようなことしないから
もう一度だけ信じて
ずっと隣にいるから」
「…………無理やり運べばいいじゃん
今の私に…………暴れる元気も気力もないよ………」


