私の人生を変えてくれた人 番外編


〜香音目線〜



「…………もと!
 起きてー」

「………っん………」

私は体を揺さぶられて起きた

「おはよ
 1時間経ったけど寝れた?」

「んー…………」

「眠いならまだ寝てていいよ」

「…………あったかい」

「関口先生が毛布持ってきてくれたからな」

そして私は手首の辺りに違和感を覚えた

なんか違う………


そして眠たかった頭を一気に回転させた

目だけで辺りを見回すと、一瞬で状況を掴めた

最悪………

そして私は体を起こした

「大丈夫?
 起きれる?」

「…………見たでしょ」

「っ…………気づくの早いなぁ………
 ごめん、見た
 手当も勝手にした」

「………………」

「本当にごめん
 悪かったとは思ってる
 けど………気づいてるとは思うけど、包帯巻いてる
 結構ひどいって自覚ある?」

「……………ひどくないもん
 大袈裟すぎ」

「大袈裟じゃない
 ここまで酷いとは思わなかった
 少しは加減しなさい」

「……………加減してるもん」

「ならもっと加減して
 さすがに見てられない」

「じゃあ見なきゃいいじゃん」

「そういうことじゃないだろ」

「私は見て良いなんて一言も言ってない
 勝手に見たのは先生じゃん」

「そうだよ
 勝手に見たのは俺
 勝手に見てショックだっただけ
 ここまで酷いとは思ってなかったから」