「そんなことしなくても、ちゃんと俺の記憶に残ってるよ
てか、絶対そんなことしないからな」
「して欲しいのにな………
そしたら私は喜んで死ねるのに」
「死なせないよ」
「…………さっきも邪魔してきた」
「そりゃそうだ
そもそも俺は、死のうとしたこと許してないからな」
「………私も許してないもん」
「ですよねー………」
「……寝るね
おやすみ」
「おやすみ
あ、起こした方が良い?」
「んー……任せた……」
「そしたら起こさないよ?」
「………1時間……」
「じゃあ1時間後に起こすな
ゆっくり休んで」
「んー………」
そして岩本は眠りに入った
「……ここにいたんですね」
「あ、関口先生………」
「道理で見つけられないわけだ」
「すみません……」
「岩本、寝てます?」
「はい」
「ここ、寒くないですか?」
「寒いですね……
でもコイツが聞かないので……」
「まぁそういうことですよね
あ、起きたらでいいので岩本借りてもいいですか?
綾瀬が少し話したいみたいで………」
「…………コイツを傷つけるなら行かせません」
「多分大丈夫だと思います
結構……きたみたいですよ
岩本が死のうとして
まさかあんなことになるとは思ってなかったって」


