私の人生を変えてくれた人 番外編


〜下山先生目線〜



「…………本当にここで休むの?」

「屋上出ても良いの?」

「ダメです
 ここで休みましょう」

「うん!」

そして二人で階段に腰掛けた

「…………戻りたくなったら先に戻ってていいからね」

「戻らないよ
 お前の気が済むまで居るから」

「…………私寝ちゃうよ
 そしたら暇でしょ?」

「暇じゃないよ
 お前の可愛い寝顔見てるから」

「そんなの見ないでよ」

「いいじゃん
 ほら、おいで」

そして、俺は自分の膝を開けた

「………壁でいい
 重いし、ずっと乗ってると痛くなっちゃう
 それに先生、気遣って動きたくなっても動かなそうだし」

「いいから!
 俺の膝で寝てて!
 その方が俺は嬉しいの」

「……意味わからない」

「分からなくていい
 この時間だけは、お前は俺のものって独占力に浸ってるから」

「……………膝痛くなっても知らないよ?」

「むしろご褒美です」

「……じゃあ借ります」

「どうぞ〜」

そして岩本は俺の膝に頭を乗せてくれた

はぁ………何でこんなに可愛いんだろ…………


「………重くない…?」

「全然余裕」

「そっか……
 …………さっきさ、死ぬなら飛び降りたいって言ったじゃん」

「うん」

「それか、先生に殺されたいかも」

「は?
 何で?」

「だってさ、その瞬間だけは私だけを見てくれる
 どんなに嫌われてても……見てくれるじゃん
 それで、その先もきっと私のことを忘れないでくれる
 めっちゃ良いじゃん
 どうせ死ぬなら、先生の記憶に残りたい」