私の人生を変えてくれた人 番外編


「……………今は考えられないかもしれません
 この時間だって………本当は良くないし………凛華ちゃんとの約束を破ってこうなってるのに、結局先生と話しちゃってる」

「どうせここには誰も来ないから大丈夫
 お前しかこんなところ来ようとしねぇよ」

「先生も来たじゃん」

「お前が居そうだったからな」

「………屋上って良いよね
 寒いけど、気持ちいい」

「そうだなー」

「ここから飛び降りたら、もっと気分良くなりそう」

「…………そういう冗談、冗談に聞こえないからやめてもらえませんか?」

「冗談とは限らないよね」

「……だからお前にはここに来て欲しくないんだよ
 変なことばっか言う…………」

「事実を言ってるだけなのに
 もし死ぬなら、景色の良いところから飛び降りて死にたいな」

「じゃあ俺も、お前と一緒に死にたい」

「先生はダメって言ってるじゃん」

「俺がダメならお前もダメなの」

「何でよ
 今の私に、生きる意味とかないもん」

「だから、俺のために生きろって」

「彼女でもないのに、先生のために生きるのは意味わからなくない?」

「そんなの、俺の彼女になっちゃえば問題ない」

「……………何回も言ってるけど、もう先生を先生以上には見るつもりない」

「こんなに甘えてくれてるのに」

「今日くらい許してよ」