後はあそこしかないんだよな………
1番居て欲しくない場所だったけど………
俺はその場所へと向かった
ガチャ
重い扉を開けた先に、アイツはいた
良かった……-
そして俺は声をかけた
「おじょーさん
ここは生徒の立ち入り禁止ですよ」
「……………………」
「まぁ、だからいたんだよな
誰も来ないから」
そして岩本の隣に腰を下ろした
「………何で………来たの………」
「…………お前が心配だから
それに屋上にいるとか、すぐに死ねちゃうじゃん」
「…………………………」
「大丈夫?
ここ寒くない?」
「…………………寒い」
「なら中入ろうよ
そこの階段のところでも、だいぶ違うよ?」
「…………嫌
ここにいる
先生は教室戻りなよ
もう朝のSHR始まってるじゃん」
「そんなのどうにかなる
俺はお前の気が済むまで付き合うから
とりあえずこれ着てろ」
そして俺が着ていた上着を渡した
「いらない」
「ダメ
ここにいるなら、せめてこれ着て
風邪引くから」
「意味分かんない
先生が風邪引くじゃん」
「俺は引かないからいいの!」
そして無理やり岩本の肩にかけた
「…………………ありがとうございます」


