私の人生を変えてくれた人 番外編


「…………もうやめてください
 私たちは終わったんです
 だから………」

「俺はお前を諦めない
 何回でも気持ち伝える
 お前が俺を見てくれるまで」

「………さっき振ったくせに
 私の中で、あれが最後って決めてたんです
 下山先生に気持ち伝えるのも………教師と生徒以上の関係を望むのも…………
 先生も前に言ってたじゃないですか
 今度からは、教師と生徒としてまた会おうって
 今日だって…………先生からは私に話しかけなかったし、見てもいなかった
 先生も私と距離取ることを選んだってことじゃないですか」

「…………俺さ、ずっと矛盾してるじゃん
 教師と生徒として会おうっていいながら………お前がストーカーのところに行くのが嫌で…………
 お前の気持ち無視して、勝手にキスしたり抱きしめたり………俺の気持ちを一方的にぶつけて
 ほんと最低だよな
 でも…………お前を誰にも渡したくないっていうのが本心なんだよ
 そのためには手段も立場も選べなかった」

「………先生は疑われませんでした?
 アイツ………警察に私たちの関係話したらしいですけど」

「まぁ………軽く聞かれたけど
 岩本が否定してくれていたおかげで………そこまでだったよ
 ストーカーの話はあまり信用してないらしいよ」

「なら良かったんですけど…………私は、先生には先生でいて欲しいです
 先生は……先生として、これからも多くの生徒を見守って、支えていって欲しいです
 今回の件で………よく分かったんです
 私のせいで…………先生の立場を失わせる………先生でいて欲しいなら………私たちの関係は邪魔でしかないんだって………」