コンコン
「失礼します」
「失礼しますー」
「っ…!
何でアンタが………」
「……ごめんね
ちょっと話したいことがあって
少し話聞いてもらえる…?」
「…………先生を連れてくるのは卑怯じゃないの?
どうせアンタの味方なんでしょ」
「竹内先生は違うよ
どっちの味方でもない
強いて言うなら、下山先生の味方だよ」
「なら、私の味方じゃない
下山先生は私の味方だもの」
「それは違う
俺はただ、下山先生に早く復帰して欲しいから、岩本さんに協力してるだけ
君たちの話し合いに口を挟むつもりもないし、どっちの肩をもつこともしない
さすがに暴力沙汰になるなら止めるけど
決して、綾瀬さんの味方でもないし、岩本さんの味方でもない」
「………まぁいいわ
で、話って何よ
今更何の用よ」
「…………凛華ちゃんも知ってるでしょ
下山先生が休んでるの
それが…………私たちのせいだってこと………」
「それは!
アンタが私をいじめたって認めないからでしょ!!
だからみんな混乱して、下山先生に迷惑かけてるんじゃない!
全部アンタのせいよ…!」
「…………認めるよ
私が凛華ちゃんをいじめていたこと
実際、いじめって加害者には自覚なかったりするよね
被害者がいじめって言ったらいじめだよね」
「そうよ
なのにアンタが今まで認めないから、ややこしくなってるのよ」
「そうだよね……
本当にごめんなさい
今まで認めなかったことも、いじめていたことも
凛華ちゃんを傷つけて、ごめんなさい……」


