「でもじゃない
アイツに脅されてるんだろ?
俺と付き合ってたせいで
俺はバラされていいから
だから行くな」
「アナタ、頭大丈夫ですか?
バラされたら、アナタの人生終わりますよ?
まだ若いのに…………もうやり直せませんよ」
「………コイツを守れるなら、別にそれで良いですよ
アンタなんかに、岩本を取られるよりは全然マシだ」
「へぇ……
そんなことまで言われちゃうなんて、心外だなぁ
僕はただ香音ちゃんを愛してるだけなのに」
「……………岩本、俺はお前を信じるって誓った
だから、本当に知り合いで、アイツのこと好きで信頼してるなら行け
お前がそうしたいなら、俺は何もしない
ただ…………そうじゃないなら、行かないでほしい
助けてって言ってくれれば………ちゃんと助けるから
違ったらごめんだけど………俺は、アイツがお前のストーカーしてたと思ってる」
「……………………」
「振られたのに何言ってんだって思うかもだけど…………俺だってお前を愛してる
あんな奴には負けない
振られたのに、未練タラタラでごめん」
「……………手……離して………」
「…………それがお前の答え?」
「………………うん」


