アイツが行った道の先は、大きい通りに繋がる
しかも、その手前には信号のない横断歩道がある
この時間は交通量も多い
今のアイツが、冷静なのかも分からない
そこに行くまでに追いつかないと………
俺は無我夢中で走った
仕事を休んでいたせいで、体力は落ちていた
そんな自分を恨んだ瞬間でもあった
そして、アイツを視認できる距離までは縮まった
でも………その距離はなかなか埋まらない
アイツ………なんで走ってんだよ
しかも…………速すぎる………
アイツにそこまでの体力ないだろ…………このペースで走り続けたら…………
そう思うと、俺もペースを上げざる得なかった
そして、だんだんと距離は縮まっていった
そろそろ追いつかないと………俺の体力もやばい………
アイツは……大丈夫なのかよ…………
それに………ペース落ちねぇじゃん………
目の前、横断歩道だぞ…?
しかも、信号ないやつ
車も凄いスピードで走ってるのに………渡れるわけねぇじゃん………
そこまでにはなんとしてでも………追いつかないと………


