「先生のせいじゃ………ないです……
私が弱いだけ………」
「お前は弱くない
むしろ普通だ
あんなことあったら………普通、外に出たくないだろ」
「……………ごめん…なさい………」
「だから謝らなくていいから
お前は何も悪くない
それにお前はいつも頑張りすぎるからさ、たまには休息も必要だよ
ちゃんと休めてる?」
「……うん」
「なら良かった
みんな心配してるよ
クラスの奴らも先生方も」
「………先生は…?」
「俺もめちゃくちゃ心配してる」
「…………寂しい?」
「うん、物凄く」
「…………そっか」
「………………気が向いたらで良いからさ、学校来いよ
みんな待ってるから
まぁ………俺が1番待ってるけど」
「…………先生…ありがとう…」
「ん、俺のほうこそありがとう
話せて嬉しかった」
「……私も」
「……ごめんな
もっと話したいんだけど………さすがにな
また電話するから
タイミング合えば話そうな」
「はい」
「……本当にありがとう
じゃあ……親御さんに変わってもらえるか?」
そしてその後は岩本のお母さんと少し話をした
やはり最近外には出ずに家に籠りっぱなしだという
ご飯もあまり食べないし、家族ともあまり話そうとしないらしい
本当に大丈夫かな…………
少し話したけど声もあまり元気なかったし…………
……………こういう時、教師と言うしがらみが本当に嫌になる
俺が教師じゃなかったら…………岩本の家まで行って直接会えるのに………
そんなことを考えずにはいられなかった


