「……………言い方悪いけどさ、お前の人生はお前が決めれば良い
どうなったとしてもお前の責任だし、自業自得というか
でも、この子はどうなる?
まだ中学生で、普通なら大人が………教師が正しい道を教えていかないと行けないはずなんだ
今進もうとしている道は…………決して正しい道とは言えない
これから先、この子の人生が狂ってしまったら誰が責任取る
お前が責任取れるのか?
一生この子を支えていけるのか?」
「……………………」
「お前が遊びで付き合うような奴じゃないことは分かってる
ましてやリスクを犯してまでも中学生と遊ぶような奴ではないって
大学の頃の女性との付き合い方見てて、本気で女性を大切にするって分かってる
きっと今も本気なんだろうなって」
「………………はい」
「でも相手が相手だ
今までも楽しそうだったじゃん
この子じゃなくて…………同世代の子とかじゃダメなのか…?
年下にしても…………この子は………」
「…………コイツの代わりなんて誰もいないですよ
そもそも………代わりに付き合うっていうのも失礼だし…………」
「………………………」
「………世間的に許されないのは分かってます
でも俺は…………岩本に出会うために教師になったんだって思います
すぐにでも消えてしまいそうなコイツを助けるために………このタイミングで出会ったんだって思います
同級生だったら…………岩本が中学生じゃなかったらって何度も思いました
でもその度に…………こんなに大切に想える人に出会えたことだけでも奇跡だなって
だから……自分勝手だけど……………少しの間だけでも良いから………岩本を見ていられる間だけは…………」
「………………きっとその期間は長くないぞ
最後に残るのは苦しい想い…………」


