「よし、おいで」
「先生………」
「今日はごめんな
嫌な思いさせて
朝も放課後も話しにくかったよな」
「……………私もごめんなさい
酷いこと言って………
先生が信じてくれないのは自分が悪いのに………」
「それもごめん
信じてない訳じゃないんだけど…………信じられない時もある
何かあっても隠そうとするから
今回のことも」
「うん…………」
「今回のことはさ、男の俺には言いにくかったと思う
結果的に男二人で問い詰めて怖い思いさせた
しんどかったよな」
「………………………」
「これからは気をつけるから
お前も俺に話しにくかったら関口先生や上本先生に話して
一人で抱え込まないで」
「……頑張ります」
「……………-……今回のこと、凄い心配してる
世の中物騒だし…………こんな可愛い子、狙われちゃうよね
もう外を歩いてほしくないもん………」
「ちょっとそれは…………」
「無理なことは分かってる
だからこそ言う
何をしてでも自分の身は自分で守れ
どうにかしたくても俺じゃ何もできないから……」


