私の人生を変えてくれた人 番外編






「……………鍵」

「閉めて欲しいの?」

「…………………………」

何も言わずに目線を逸らした

「…………………今回だけだよ
 放課後なら閉めるけど授業中は閉めないからな」

そう言って渋々鍵を閉めてくれた

「…………………下山先生、何で私が怒ってるか分かってないでしょ」

「ずっと曖昧な形で止めてるからじゃなくて?」

「別にそんなの関係ないのに………
 ………先生、私今凄くストレスがかかってます
 どうすればいいと思いますか?」

「その原因俺だろ?
 一回俺から離れた方が良くない?」

「何でそうなるんですか」

「じゃあ逆に何?」

「……………さっき先生が言ったんじゃないですか………」

「何か言った?」

「……………ハグしたらストレス軽減になるって………」

「……………………え、待って、そう言うこと?」

「逆に何があるんですか…!」

「…………ないな
 ごめん
 自分で言ったのに」

そして抱きしめてくれた

「………………やっぱり私、先生が好きです
 多分、もう他に好きな人作れないです」

「………そっか」