【完】シンアイ

柊さんがソファーから立ち上がって、手招きをして寝室に入っていく

一緒に寝室に入れば、ぐったりベッドの上で丸くなって青い顔をして縮こまる姿が目に入る

「和人、遅い」

「信也・・・薬また飲んだか?」

「飲んだ、2錠」

「6錠でそれなのか?

これ以上は体に負担をかける、もう飲むな」

柊さんは、ベッドのサイドテーブルに置いてあった錠剤の入ったシートをポケットにいれて、横たわる宮脇さんの近くに腰を下ろす

それを見た宮脇さんはゆったりとした動きで胡座をかいた柊さんの膝の上に頭を置いて、腕を腰に回して深呼吸を繰り返す