【完】シンアイ

ホテルにこもっている間も、勝手に自己嫌悪に陥って

「結婚しなきゃ良かった」

なんて、信也さんが傷つくのを分かっていたはずなのに言ってしまって
気持ち任せに後先考えずに喋って、傷つけて、目元にクマが出来るまで信也さんを追い詰めて閉まった

この3日ろくに寝れなかったんだと思う

眠る信也さんのクマを指でなぞるように触れば、眉間にキュッとシワがよる
信也さんに抱き寄せられ、何日ぶりかの信也さんの腕の中で眠る

「おやすみ、信也さん」

数時間後、起きたら信也さんはベッドの上に居なかった

信也さんを心配してベッドを降りて探せば、トイレでぐったりしていて嘔吐を繰り返していた