「謝ってほしい訳じゃないです
話し終わったら帰ってください
寝たいので」
ため息をついてソファーから立ち上がった結衣ちゃんの腕を思わず掴む
殆ど反射みたいなもので、用事があるわけでもない
何を話すわけでもなく腕を掴んだままの俺に対して、結衣ちゃんはもう一度ため息をつく
「離してください」
キツくに放たれた拒絶に近いその言葉に、涙と一緒に感情のストッパーが外れる音がした
もう、やり直すなんてもう無理だ
「結衣ちゃん、俺の・・・ヒトリゴトだけど、聞いてほしい」
勢いよく自分の方に引き寄せる
女の子のしかも10歳離れた結衣ちゃんが俺に抵抗できるわけない
それを分かってソファーの上に座って膝の上に乗せて両手を腰にまわす
