「新事業にも挑戦はしたいです
そうだとしても、私は信也さんを置いて異動はできません」
「そっか・・・、分かった
信也君を連れて行ける形になったらまた検討して欲しい
さ、仕事の話はやめてご飯食べよう」
ため息を深くついて、近くに置かれた刺身が数種乗ったお造りの皿を自分の方に引き寄せて、食べ始める
「オンラインで対応するなり、そこはどうにかします
信也も最近昇進にこだわってますし、なんとかこっちに来させれるよう説得はします」
「和人、まぁ最後は頼むよ」
「分かりました」
オンラインでできるなら、初めからそうして欲しい
どうしようもない気分になって、消化しきれないモヤを抱えたまま箸を伸ばす
