「本社で、今新しいIT関連の事業をしようとしてる
その事業のメンバーに加わってほしい
家も社宅とは別の、本社に近い家を俺が用意するし、役職付きで正社員都用しようと思う」
「信也さんは、どうなりますか?」
前菜のお皿が下げられ、代わりに小さな一口サイズのお寿司が置かれる
お寿司に手を付けることなく、店員の女性が個室から出て行ってから椎葉さんが口を開く
「今のままだよ、結衣ちゃんだけこっちに来てほしい」
「無理です、今回の話は無かった事にして下さい
ごめんなさい」
「瞬殺か・・・そんなに信也君と居たい?」
「はい」
もう一度、「ごめんなさい」と謝って箸を持って目の前のすしを食べる
