ご飯を食べ終わった結衣ちゃんの食器を俺のものと合わせてキッチンの流し台に置いて
残してしまったシチューにラップをかけて、熱を冷ます為にワークトップの上に置いておく
冷蔵庫からコーヒーを取り出して、ガラスのコップに二人分入れてリビングのテーブルに置く
結衣ちゃんは寝室にいって、何かをもってリビングに帰ってくる
タバコをくわえてなにを差し出されるのか怯えながら、煙を吸い込む
タバコを吸ってもこの不穏な気持ちは収まらない
いつも調子が悪くなる時ですらこんなに動悸はしないのに・・・
「信也さん、これ」
渡されたのは紙袋で、よく知っているブランドの紙袋が目の前に差し出され、拍子抜けする
よかった、別れ話ではなかった
